行ってみた - 神楽坂モノガタリ、余白

週一、本屋や本に関わるお店を見て回ることにした。
今週は神楽坂へ。

1.本のにおひのしない本屋 神楽坂モノガタリ
小石川の書店チェーンで働いていらした方が
独立・選書されたお店。
神楽坂という立地とか、真っ白で無機質なビルの外観とか、
おしゃれかつとっつきにくい肩のこるお店を想像していた。
おしゃれなのは間違ってなかったけどとっつきにくくはなかった。
むしろ、ちょっとへんで楽しい。本が。

よそのお店であまり見ない珍しい本が並んでいて、
この本なんで他のお店にあんまり無いのかな、と思いながら手に取らされる。
酒井駒子の表紙の本も、充実した詩のコーナーもいいなと思ったけど、
1年近く前に京都のカフェで読んだ
「ラクガキ・マスター」(寄藤文平・美術出版社)と劇的な再会を果たし、
絵を模写するために
「ねむたいひとたち」(谷川俊太郎訳・あすなろ書房)と合わせて購入。

2.余白
20時ころおじゃましたらほぼ満席で、
お客さんがみな顔見知りの常連さんふうだったので
初来店の私はやや動揺。
でも壁やカウンターのみっちりつまった本棚とか、
8人入ればいっぱいのこじんまりした感じとか、、
しらない人ばっかりだけど居心地いいな、と思いながら
ビール、春菊サラダ、餃子、
ラムコーク、おにぎり2個をたいらげました。
おいおいお店の人にもお客さんにもかまってもらって
ひと月ぐらい経ったらまた来よう、と思いながら
てくてく上機嫌で帰路につきました。