行ってみた - 「ほんばんわ」路地ブックスさんイベント

【今日買った本】「海の仙人」(絲山秋子新潮文庫)

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七夕の夜に路地ブックスさんのイベント、「ほんばんわ」へ。

武蔵小金井の駅を降りた時はすっかり日が暮れていた。

会場までの細い道は地元の店が連なる飲み屋通りになっていて、

お客たちが飲んだり食べたりする様子をながめるうちに

この町に住んでみたいかも、と思わせる雰囲気の良さがある。

 

イベント会場は、HASさんというイベントスペースの一階。

元々お店だった場所を改装したふうで、

レトロな内装の中に本があちこち並べられていた。

 

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内容は本の展示と販売の主に2つで、

展示の方は「願い」をテーマに選書された本に

コメントがつけられている。

選書は基本的に販売していなかったようなのだけど、

それに気づかずお会計をお願いしたら売ってもらうことができた。

「海の仙人」(絲山秋子新潮文庫)。

芥川賞作家が絶妙な語り口で描く、哀しく美しい孤独の三重奏』、

とのこと。

販売は古本やミニコミ誌が50-60冊ほどあったように思う。

詩や短歌の本が何冊かあったのが印象的だった。

あとは、地蔵についての冊子。弐百円也。

 

イベントは夏祭りを兼ねていて、駄菓子を販売したり、

親子連れが花火をしたりしていたのもとても良かった。

もう一つ、会場の二階では本の交換会が行われていて、

時折笑い声がどっと起きるから、 参加すればよかったな、

と思いながらそれを聞いていた。

次回があるなら申し込んでみようと思う。

今度は通常営業の路地ブックスさんへも行ってみよう。